こんにちは、戸田たかひさ(@HushTug_toda)です。
鳥取にある銀行から脱サラして起業しました。いまは日本とモンゴルを行ったり来たりしながらレザーブランドHushTug(ハッシュタグ)を運営をしています。
先日、下記のツイートをしました。
「すごい人に会いに行く」という行為が無駄だと最近気づいた。
ステージが違うから相乗効果が得られにくいし、こちらからGive出来るものがないから関係が続かない。
「会いたい」と言われる存在になるために、事業でしっかり利益を出して業界で注目される存在になることが本質的。
— 戸田たかひさ🇲🇳モンゴルで事業つくってます (@HushTug_toda) 2019年7月11日
「すごい人に会いに行く」という行為が無駄だと最近気づいた。 ステージが違うから相乗効果が得られにくいし、こちらからGive出来るものがないから関係が続かない。 「会いたい」と言われる存在になるために、事業でしっかり利益を出して業界で注目される存在になることが本質的。
この記事では上記を深掘りしつつ、すごい人に会ってもほとんどが意味ない理由などを論理的に説明していきます。
☑本記事の内容
・すごい人に会う時間が無駄な理由 ・会いに行くための最低限やるべき3つのこと ・まとめ:ファンになっても成長しない
すごい人に会う時間が無駄な理由
結論から話すと
・相手にされない ・関係が続かない ・成長した気になる
上記の理由です。
1つずつ解説していきます。
相手にされない
すごい人とはつまり自分より格上の人ですよね。
そういう人からすると僕たちみたいな人は相手にする必要がない、言ってしまえば雑魚キャラのようなものです。
正直、そのような状態で相手の本音を聞いたりするのって、難易度が高いです。
結果的にふわっとした会話だけになって何も生産性がない時間になりがちです。
関係が続かない
すごい人たちからすると自分のような雑魚から与えられるものが限りなく少なくなります。
・情報 ・経験値 ・人脈 ・スキル
このあたりで1つでもGive出来るなら、相手が自分と付き合うメリットを感じてくれるので、関係を持続できますが、
基本的にはGive出来ることのほうが少ないでしょう。
その場合は1回会ってそれっきりということが多いので、これも時間の無駄と言えます。
成長した気になる
これが1番最悪の理由なのですが、すごい人に会うとまるで自分も凄くなったかのような錯覚を起こします。
「ホリエモンに会ったオレは凄い」みたいな若手起業家がたまにいますが、
ただ会っただけなら全く凄くないですし、その人は会っただけで何も成長してないですよね。
実際に僕もTV関係のプロデューサーや、ググれば出てくるような大物政治家と会ったりしたときは、
まるで自分は選ばれた人間だと、アホみたいな錯覚をしていました。
ただ、先ほども書いたようにすごい人も会っても自分が成長したわけでも、すごいことを成し遂げたわけでもなく、
大切なことは、すごい人たちに認められる何かを持ち、それを活かして結果を出すことです。
会うだけでは何も成長しないことを覚えておきましょう。
会うことのメリットは1つだけ
すごい人にあうメリットは1つあり、それは「見たこと無い世界を疑似体験できること」です。
詳しく解説していきます。
例えば、上場を目指す起業家がすでに上場したことのある人の話を聞くと、
・どういう過程で上場したのか ・大変だったことは何か ・上場して何か変わったか
などのリアルな声を聴くことが出来ます。
その結果、「上場」が全く見えてなかった起業家にとって、ほんの少しだけ上場について理解が出来ますよね。
このような疑似体験を通じて、自分自身の目線やモチベーションを上げることが出来たり、
実際に達成した人を目の当たりにすることで、臨場感が上がり「自分でも出来る」と思えるようになる可能性もあります。
このように聞きたいこと、疑似体験したいことが明確ならすごい人に会うことは悪いことではありません。
やみくも、ただなんとなく会うことが時間の無駄だということですね。
会いに行くための最低限やるべき3つのこと
すごい人に会うなら最低限は以下の3つはやっておきましょう。
・自分のアピールポイントが明確にする ・その強みで相手にGive出来る状態にする ・相手のことを調べ尽くす
1つずつ解説しますね。
自分のアピールポイントが明確
先ほども書いたようにGiveできる何かが無いと関係を維持することが出来ません。
そのため自分のアピールポイントを明確にしましょう。
例えば、僕の場合だと
・モンゴルで起業した ⇒ モンゴルでビジネスに興味がある人にはGive出来る ・アフィリエイトで3年で1億円以上の結果を出した ⇒ ウェブマーケティングに弱い経営者にはGive出来る
ざっくりとですが、こんな感じアピールポイントや強みを言語化しましょう。
逆に言うと、ここが明確じゃないなら会っても無駄になる可能性が高いので、まずは自分の強みを磨くことを優先しましょう。
その強みで相手にGive出来る状態にする
自分の強みを把握できたら、相手にとってどんなGiveが出来るかを考えましょう。
引き続き僕の例を出すと、
・モンゴルで起業した ⇒ モンゴルでビジネスに興味がある人にはGive出来る ⇒ 中小企業のモンゴル進出をサポートできる ・アフィリエイトで3年で1億円以上の結果を出した ⇒ ウェブマーケティングに弱い経営者にはGive出来る ⇒ オンラインでの売上アップに貢献できる
このようなイメージです。
自分の強みをGiveしたことで相手にどんなメリットがあるかを考えておくと、
「お、こいつと組むとメリットがありそうだな」と距離がグッと近くなります。
ただし、例えばですが自分の強みが「アイドルに詳しい」とかだと、相手へそれをGiveする方法が思いつかないので、ちょっと厳しいですよね。
どれだけ相手にメリットを感じてもらえるGiveが出来るかを考えましょう。
相手のことを調べ尽くす
意外と見落としがちですが、相手のことを事前に調べ尽くすことは基本中の基本です。
格上の人たちはネットで調べれば情報がたくさん出てくるし、本を出版していることもよくあります。
それらの情報をインプットしておくと、
・どんな考えを持っているのか? ・どんな経歴なのか? ・好きなことや嫌いなことは?
上記のようなことが分かるので会話するときの引き出しになりますよね。
格上の人に自分から会いに行く場合は最低限のマナーだと思い、相手のことを調べ尽くしましょう。
まとめ:ファンになっても成長しない
すごい人に目的なく会っても無駄になる可能性が高いということを書きましたが、
あなたがその人のファンで、憧れのような感覚で会いたいなら、それはそれでいいと思います。
ただ、あくまでその出会いを通じて成長したいと思うなら、
上に書いたようなことを実行して、目的を達成しましょう。
ちなみに理想はすごい人から声がかかることで、そのためには業界で突き抜ける存在になればOKですね。
コツコツと積み上げて、スキルを磨いて実績を残していきましょう。
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