こんにちは、戸田たかひさ(@HushTug_toda)です。
鳥取にある銀行から東京のITベンチャーへ転職して、その後にIT関連で起業しました。いまは日本とモンゴルを行ったり来たりしながらレザーブランドHushTug(ハッシュタグ)を運営をしています。
この記事では「20代で転職を考えているけど転職先はどこがいいんだろう?おすすめの転職先や失敗しない転職方法が知りたいいな。出来れば実際に転職した人の話も聞いてみたいな」
こういった疑問に答えていきます。
☑本記事の内容
1、20代銀行員のおすすめの転職先とは? 2、失敗しない転職活動方法を解説 3、転職エージェントを活用しよう
20代銀行員のおすすめの転職先とは?
結論から話すと20代であれば、転職先は幅広くなるので「自分のやりたい仕事」が出来る転職先にいける可能性は高いです。
なんだかんだ「銀行員」という肩書にはブランドがあります。
・高学歴 ・勤勉、マジメ ・ストレスに強い ・社会人としての教養やマナーがある
上記のように周りからの印象は良いことのほうが多いです。
特に25歳前後の第二新卒と呼ばれる年齢であれば、まだ銀行の文化などに染まっていないので更に転職はしやすいです。
このように転職市場で「銀行員ブランド」は有効活用できるので、自分が興味がある仕事や業界に進むことが最も良い選択肢だといえます。
おすすめの転職先は?
その中で、特に銀行員におすすめな転職先は、
・IT ・コンサル ・広告代理店 ・ベンチャー企業
こちらになります。
おすすめのポイントとしては、伝統やルールを重視する銀行と真逆で、世の流れに迅速に対応することが求められる業界なので、
・ルールに縛られたくない ・自由な環境で働きたい ・リモートワークで仕事がしたい
といった今の若者の要望に応えてくれやすいからです。
公務員への転職も多い
銀行員から公務員に転職するケースもとても多いです。
「銀行員になりたかったのは安定した職業だから」
という安定志向の人からは公務員は今でも絶大な人気があります。
ただ個人的な意見としては公務員はあまりおすすめしません。
理由は2つで、
・クビがないというルールが変わった瞬間おわり ・スキルが身につかないから転職しづらい
1つずつ解説しますね。
クビがないというルールが変わった瞬間終わり
今の日本のルールだと公務員はクビがないので安定していますが、これだけ変化が激しく、IT化が進んでいる時代で何十年も先も「公務員はクビがない」というルールが残り続けるでしょうか?
個人的な考えとしては、もしルールが変わった瞬間にゲームオーバーという、完全に国任せの生き方はリスクが高すぎておすすめできません。
スキルが身につかないから転職しづらい
公務員は確かに国を動かす大切な仕事です。
しかし資本主義という観点から見ると「お金を稼ぐ」こととは真逆に位置しているため、公務員を通じて得られるスキルはほとんど転職時に通用しないと言えます。
もちろん、定年まで公務員でいられるなら問題はありませんが、先ほど書いたようにもし公務員がクビになる時代になったり、他の仕事がしたいと思ったりした時に変化に対応しづらいです。
何かしらの強いこだわりや思いがないなら公務員という選択肢はおすすめしません。
失敗しない転職活動方法を解説
せっかく転職するなら失敗したくないですよね。
転職を失敗しないために必要なことは2つだけで、
・自分の理想の生き方を明確にする ・転職市場での自分の価値を把握する
こちらの2つです。
これから1つずつ解説していきます。
自分の理想の生き方・働き方を明確にする
せっかく転職をするなら、少しでも自分の理想に近づきたいはずです。
そのためには、まずは自分の理想の生き方を明確にする必要があります。
理想と言ってもこれは歳をとるごとに変わると思いますので、まずは今の理想を書き出せるだけ書いてみましょう。
例えば、
・満員電車などの通勤がイヤなのでリモートワークが良い ・上下関係にうるさくないフラットな職場で働きたい ・ノルマが無くのびのび働ける環境が良い
こんな感じで好き勝手に書いてみてください。
他人が見れば「わがまま、甘い」などと言われそうでも気にしなくてOKです。
最初から理想を諦めていたら、自分が実現したい未来は絶対に訪れません。
ちなみに、『給料が高い』『社会的ステータスが高い』などの理由はできるだけ避けましょう。
今の銀行に入ったときもお金やステータスで会社を判断しませんでしたか?
今の銀行で上記を得ていても転職したいと考えるということは、金やステータスではなく、働き方ややりがいなどの方が長い人生だと重要になりえる可能性が高いということです。
自分なりの理想とするとライフスタイルが言語化できたら、次は『自分の転職市場での価値』を知りましょう。
自分の転職市場での価値を知ろう
せっかく転職をするなら少しでも自分を高く売りたいはずですが、多くの転職希望者は転職市場における自分の価値を理解していません。
これは買い物に例えると分かりやすいですが、自分が売っているものの相場を知らずに販売しているようなもので、普通ありえないですよね。
自分の価値(年収や待遇)が安いの高いのか全くわからない状態で転職活動をすることは、失敗に繋がる可能性が高いので、まずはしっかりと自分の市場価値を把握しましょう。
無料で使えるサービスを使ってたった2分で市場価値を把握しよう
あなたの市場価値を完璧に把握することは不可能ですが、過去のデータを活用することで、かなり精度の高い分析をしてくれるサイトがあります。
それがミイダスという無料で使えるサービスです。
このサービスの素晴らしい点は、
・無料で使える ・たった2分で市場価値を算定してくれる
上記の2点です。
僕の知人の20代の若手に実際に試してもらうと、
このような結果が出ました。
あくまで目安の年収ですが、ミイダスを使うことで自分の市場価値をざっくりとでも把握できるので、今すぐ転職したい人はもちろん、今すぐじゃない人でも無料で使えるので自分の市場価値を知っておきましょう。
ここまでのステップで、
・自分の理想の生き方を明確にする ・転職市場での自分の価値を把握する
上記が完了していれば、土台は整ったので、あとは『転職エージェント』という完全無料で使えるサービスを通して、転職のプロに相談しながら転職を成功させましょう。
転職エージェントを活用しよう
転職エージェントって何?
転職エージェントとは簡単に言うと「人材紹介会社」のことです。
転職エージェントの素晴らしい点は『完全無料』で使えるところで、ざっと上げても
今後のキャリア相談 あなたの理想や価値観にあった求人紹介 履歴書などの書類の添削 面接対策と面接のセッティング 給与の交渉や退職のアドバイス
上記のようなサービスを受けることが可能です。
無料で使える理由は転職エージェントが転職希望者が入社した企業から年収額の2〜30%を成功報酬として受け取るからです。
簡単に言うと「求人を出した企業からお金をもらうから転職希望者は無料でいいよ」ということです。
完全無料で転職のプロから様々なアドバイスや代行業務をやってもらえるので使わないとむしろ損とすら言えます。
おすすめの転職エージェントとは?
転職エージェントといっても、いろいろな会社があり、どこを使えばいいかわからないと思うので、個人的におすすめできるサービスを3つピックアップしました。
全て無料で使えるので、ひとまず転職初心者はこの3つに登録しておけばOKです。
・リクルート ・マイナビエージェント ・DODA
これらのサービスはどれだけ使ってもお金がかからないので、転職を考えている場合には1度面談をしてみると今後のキャリアの方向性がクリアになるのでオススメです。
キャリア形成の相談役を作るイメージですね。
登録をしたからといって絶対に転職しないといけないわけではないですし、担当者と考え方や性格が合わないと思ったら他のサービスを使えば問題ありません。
個人的なアドバイスですが、転職エージェントを使って候補先企業をリストアップしてもらい、その企業に勤めている人をSNSで見つけて実際に会ってみると、よりリアルな職場環境や待遇が分かるので、少しハードルは高いですがオススメのやり方です。
おまけ:今すぐ転職したいわけじゃないという人は副業を始めてみよう
「今すぐ転職したいわけじゃないけど、いずれは脱サラか転職を考えている」
このような人は低コストで始められる副業をスタートすることをおすすめします。
実際に僕が銀行を1年で辞めた話を下にまとめているので、銀行を辞めるときの参考になると思います。
転職や独立は今後あたりまえになる
転職や独立をすることは勇気がいることですし、1つの職場に勤め続けることが美学とされている日本社会だと変わった人だと思われるかもしれません。
しかし、終身雇用がなくなりつつあり、年金は貰えない可能性が高くなり、老後資金は2000万円も足りないと言われる現代社会において、これから転職をしてキャリアアップをすることも、独立して脱サラすることも当たり前の選択肢にはいってきます。
その際に出来るだけ若いほうが絶対に有利であることを覚えておいてください。
歳を取るほど挑戦に対するハードルは上がっていきます。
事実、僕が24歳の時に起業したときは奥さんも子供もいなかったので失敗しても何とかなると思っていたので思い切った挑戦が出来ました。
家庭がある29歳の現在、同じような挑戦が出来たかと言えば恐らく出来なかったと思います。
それだけ身軽で若いときは可能性が無限に広がっているのです。
時間は有限です。
ぜひ、転職を考えているなら早めに決断して行動しましょう。
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