モンゴルに住み始めて約3ヶ月たったが日本とは違う生活環境や文化を通じていろいろと見えてきたものがある。一言でまとめるなら「日本すげー!」に集約するんだけど、何が凄いのかということをツラツラと書いていこうと思う。
1、お店の接客が神対応すぎる
モンゴルに限らずだけど海外は接客が結構適当だ。もちろん接客がいい店もある。だがそれはちょっと良い店だ。いわゆる大衆店だと「何食べんの?」「250円ね、あっち座ってて」みたいな感じの方が多い。日本のマクドナルドはスマイル0円だぞ。少しは見習えよ。って言いたくなるくらい素っ気ない。
普通にFacebookを見ながら接客されることもあるし、びびったのはレジや厨房で化粧をしている所を見たときだ。日本だとTwitterアップされて即死パターンだよね。日本の接客は神対応だったんだなってすごく感じた。
逆に言えば、それが当たり前になってるから店員さんに感謝することもなくて、ちょっとしたことですぐクレームを出したり、心が狭い人間が多いかな?とも感じた。良くも悪くもモンゴルは大雑把だから細かいことはどうでも良くなる。笑
2、水道水が飲めるって超便利
水道水が飲める国は世界に15カ国しかない。アジアに限って言えば日本とアラブ首長国連邦だけだ。それだけで、日本がいかに特別で住みやすいということが分かる。料理をするときや、氷を作るとき、ペットの水を変えるとき、様々な些細なシーンで毎回ウォーターサーバーかペットボトルから水をいれるのは結構めんどくさい。
水の質も良くないから、なんかヌルヌルしてる感じがするし、鉄分(サビ)が多いから絶対に身体に悪い。多分工事をしていたんだと思うけど、蛇口を捻った時に茶色の水が出た時はマジでびびった。笑
夏の暑い日に学校の校庭の手洗い場で水飲んだり、そういう経験って実は貴重なんだなと何故かふと思った。笑
3、日本人信頼されすぎワロタw
ジムで筋トレをし始めた時、会員の人たちから「中国人か?」「韓国人か?」と聞かれることが多くあった。あれ?なんか警戒されてる?って雰囲気で聞かれるから、「違うよ、日本人だよ!」って答えた瞬間、「おー、日本人か!オレは○○だ、何かあったら教えてやるから聞いてくれよ^^」みたいな感じで雰囲気が一気に変わる。すごい満面の笑みで「コンニチハ〜、サヨウナラ〜」とか片言の日本語で話しかけてくるからモンゴル人はフレンドリーだな思った。
この出来事をモンゴル人の通訳さんに伝えると「それは日本人だからだよ。日本人でよかったね」と。どうやら上記は日本人限定イベントらしい。歴史的背景から日本人のことを好きな人が多く、反対に中国人のことを嫌っている人が多い。「なんで中国人が嫌いなの?」と聞いても、「あいつらは嘘つきをつくし、マナーも悪い。それになんとなく嫌い。」みたいな答えだ。
しかし、ちょっと神格化され過ぎな部分もあって、「日本人は嘘つかないし遅刻をしない、ルールも守るし良い人ばかり」みたいなことを言われるけど、いや普通に嘘つくし、遅刻するよ。笑
結局はイメージなんだなと。日本人でも悪いやつは沢山いるし、中国人でも当然良い人も沢山いる。それでも、「日本人は良いやつで信頼できる」というイメージを作ってくれた先人たちには感謝しか無い。おかげでビジネスが凄くやりやすい。笑
4、メイドインジャパン最強説
「3」に書いたように日本人というだけで結構得することが多いのだが、それは製品でも言える。モンゴル人はとにかくメイドインジャパンが大好きだ。化粧品では資生堂が神格化しているように感じる。「僕の嫁は資生堂なんて使わないよ。身体に良くない成分が入ってるし、容器やブランドにばかりお金をかけてるから中身スカスカ」みたいな話をすると凄くビックリしていた。
余談だが、僕の知り合いに界面活性剤を使わずに化粧品を作る特許技術を開発した博士がいる。日本だと利権とか法律とか面倒くさいから、そういう素晴らしい技術をモンゴルに持ってきて、大衆に教えてハンドメイドで自分専用の化粧品を作れるようになる学校を作れば凄く流行ると思うんだよね。余力ができたら是非やってみたいビジネスだ。
5、決済方法が豊富で楽チン
先進国だと、最近ブロックチェーンやビットコインが大衆化してきて、BTC(ビットコイン)で支払いができる場所が増えつつあるが、モンゴルには当然そんなものはない。電子マネーも無い。現金、デビットカード、振込の3パターンが基本だ。
一応クレジットカードは使える店が多いが、あまり普及しているように感じない。というか外国人しか持ってないのか?モンゴル人がクレジットカードを使っているのを今のところ見たことがない。
日本だとコンビニでもどこでも専用端末にスマホやらカードやらかざせばで決済が終わりだ。凄くスマートで早い。この辺りの決済方法が充実してくるともっとビジネスが活発になると思う。
まとめ 離れて分かる日本の良さや凄さ
ひとまず5つのポイントを書いてみたが、やっぱり日本で生まれ育ったからこそ、日本の良さを凄く実感する。久しぶりに日本に帰った時に食べたコンビニのおにぎりの旨さに驚いたは良い経験だ。笑
そんな日本でも経済が停滞し、若者が希望を失い、人口減少は進む一方だ。経済大国日本はもはや過去の産物。これからはもっと世界と競っていく必要がある。日本にしか無い良さや凄い所はまだまだ沢山ある。
日本の良さを世界に通用するスタイルにローカライズしていけば、まだまだ成長の余地はあるはずだ。
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