起業家こそプログラミングを学ぶべきと断言できる3つの理由【体験談】

「ITのことが全然分からないんだけど勉強したほうがいいのかな?」「エンジニアとのコミュニケーションが上手く取れないな・・・」

上記のような悩みを抱えている経営者、起業家の方って多いと思うんですよね。僕自身「プログラミングって何となくとっつきにくいイメージがあるし、専門性も高くてよく分からない、でも将来的に重要そう。」とずっと感じておりましたが特に行動に移さずにもやもやしていました。

そんな中、きっかけが出来たの2018年6月中旬からプログラミングスクールに通っていたのですが、受講期間が終了したので受講してどうだったかを書いてみようと思います。

ちなみにですが受講はしましたが全部一人で開発できます!みたいなレベルには到底到達しておらず、今後も自分でプログラミングするつもりはありません。

あくまで事業をする上での意思決定に役立てるつもりで受講したので、プログラマーとして活躍したい!という方より、僕と同じような立場の方に読んで頂ければと嬉しいです。

意思決定に役立てるということの例を出すとすれば、レベルが違いすぎて気が引けますがアップル創業者のスティーブ・ジョブズも自分自身では開発はしていません。しかしテクノロジーに精通していたため様々な世界を変えるプロダクトを作れたわけです。

(スティーブ・ジョブズも自身では開発していない)

プログラミングを学ぼうと思った詳しい経緯はこちらの記事を読んで頂ければと思います。
>>今日から10週間、ガチでプログラミングを学んでみる

まず結論から言って通って本当に良かったです。自己投資としては過去最高クラスで良かったと感じており、その理由をこれから書いていきます。ちなみにこの度、受講したスクールは「テックエキスパート」というスクールで最後にスクール自体の感想も書きますので是非参考にしてみてください。

1、事業の方向性を決める意思決定の幅が広がる

AIが仕事を奪うみたいな話がよく出てくるせいなのか、「プログラミングってどんなことでも出来るんじゃね?」みたいな全知全能感があったのですが、そのような抽象的なイメージから、ある程度出来ること出来ないことの線引が自分の中で出来るようになりました。

簡単に言えば「人間の思考が入らずマニュアル化出来ること」は基本的にプログラミングで解決できて、「思考が入ってくるもの出来ない」と認識しています。とはいえ、たった数ヶ月プログラミングを学んだだけなのでAIの専門家みたいなスペシャリストからすれば僕の考えや認識は違っていると思います。

しかし現段階でそこまで専門性の高いことをやるつもりはないので、ひとまずこのような線引が出来るようになったことは収穫でした。

2、プログラマーの気持ちが理解できるようになる

モンゴルのエンジニアと一緒に事業をやっているのですが、何が出来て何が大変なのかが以前に比べ理解が出来るようになった分、「これくらい出来るでしょ?」「なんでこんなにコストがかかるの?」みたいな気持ちがなくなりました。仕事に対する適正な報酬が以前より遥かに理解できるので、無茶苦茶な発注はしないですし、逆にぼったくられるリスクもグッと減ったと思います。

プログラミングが全く分からない人からすると、「原価のかからないものでしょ?もっと速く安く作ってよ。」って思うのも無理ないんですよね。以前の僕がそうでした。笑

しかし実際にコーディングしてる側からするとトップがこのような考えをしているとエンジニア側は理解されていないと感じるし、今後一緒に仕事をしたくないと思われるでしょう。開発側の気持ちをちゃんと汲み取れる起業家、経営者になれた方がビジネスの発展に繋がることは間違いないです。

 

3、新規事業の立ち上げに繋がる

フロント言語(HTML、CSS、JavaScript)とサーバー言語(Ruby)がある程度理解できたこともあり、8月から受託開発事業をスタートさせました。日本で仕事を受けて、モンゴルで開発するシンプルな事業です。

モンゴルには優秀なエンジニアが多くいるのですが、国内だけでは市場が小さすぎて仕事が回っていない状況です。逆に日本国内のエンジニア不足はますます加速すると思っているので今のうちから開発チームを育てておきたい、それに加えモンゴルに産業を作りたいという想いで立ち上げました。

これも僕がプログラミングに理解が無ければ、仕事の難易度が分からずいくらで受注すれば良いのか全く分からないという状態になっていたので、非常に役に立ちましたね。

現在何かしらの事業をやっている起業家の方もプログラミングをきっかけに何か新しい発見や気づきを得られるはずです。そこから新規事業が立ち上がることも全然あり得ることだと思いますので、是非プログラミングを勉強してみてほしいです。

 

起業家精神がある人が少ないという事実

同時期にプログラミングを学び始めた人といろいろ話してみましたが、起業家精神がありビジネス思考の人は5%くらいのイメージでした。ほとんど全員がサラリーマン思考で転職して給料上げたいという考えの人たちだったのは意外でした。

エンジニアになりたい人って「自分で何か創ろう」「挑戦しよう」って考えの人が多いと勝手に思い込んでいたので、逆にこのような方々を上手くマネジメント出来る側になったほうが賢いな感じました。そういう意味でも元々ビジネス思考の人がプログラミングを理解できれば仕事の幅が広がることは間違いないです。

 

テックエキスパートってどんな学校?


講義内容や学校の場所などは公式ページを見たほうが分かりやすいと思うので、そちらを参考にしてください。
>>テックエキスパート公式ページ

個人的な感想になりますが、メンター(先生)が分からないときにすぐに教えてくれるので挫折率は相当低いと思います。スクールに行けば同期がいるし、プログラミングしかやることがないので嫌でも出来るようになります。金額も妥当だと思いますし指導もカリキュラムも丁寧で分かりやすかったです。

唯一デメリットをあげるなら約3ヶ月間拘束されるので既に起業してる方などは時間を作るのが難しいというところでしょうか。これも自分自身の問題なのでスクールのデメリットでは無いですね。笑

1ヶ月ではなく7日間や1ヶ月で学ぶコースもあるので参考までにURLを貼っておきます。

>>テックキャンプ公式ページ(1ヶ月コース)
>>テックキャンプイナズマ公式ページ(7日間コース)

 

まとめ

これから加速度的にテクノロジーが進化していく社会において、やはりプログラミングを全く理解していないことは起業家としてチャンスを逃すことに繋がります。IT化が遅れている業界の場合はちょっとでも理解できているだけで新たなビジネスチャンスに繋がるので、少しでも興味があれば時間を作って勉強することをおすすめします^^

 

2 Comments

KNT

はじめまして。有益な記事ありがとうございます。
私自身が全く同じような動機(サービス開発→起業)でプログラミングスクールに通い学習しているので興味深く読ませていただきました。モンゴルにはエンジニアが多いのに、国内市場に仕事が無いというのも意外な発見でした。

返信する
toda

初めまして!コメントありがとうございます^^

モンゴル語しか話せないエンジニアは致命的で仕事がめちゃくちゃ少ないですね…。
ただスキルはあるのでうまくマッチングさせて仕事を産めたらと思っています。

返信する

toda へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です