銀行員の転職に活かせる3つの強みを徹底解説!

「銀行の将来が不安になってきたし転職しようかな・・・。でも給料が下がるのは嫌だなー。出来るだけ良い条件で転職したいけど、そういえば銀行で働いてきた自分の強みってなんだろう?」

出来るだけ良い条件で転職するには自分の強みを知ることが大切です。でも自分の強みって意外と分からないものですよね?こんな疑問に元銀行員から起業した僕が採用側の視点や周りの経営者から聞いたから話を元にお答えします。

他業界から見る銀行員の強みとは?

1、競争を勝ち残った優秀な人材であることが証明されている

銀行って就活での人気度が高く入行出来る倍率って凄まじいです。メガバンクの場合、ライバルの数が多いのに加えライバルたちのスペックも相当高いですよね。僕が面接をしたときは名だたる国公立または私立の人しかいませんでした。

ちなみに僕が入行したのは地元である鳥取の地銀ですが、それでも倍率が40倍とかでした。合格率2.5%の試験って相当エグいと思いませんか?笑

このような面接を突破してる時点でコミュニケーション力、地頭の良さ、勤勉さ、リーダーシップなどの力があるという証明になるわけです。

しかし当然ですが、他業界の人に「私は銀行の面接に突破しました!」と誇らしげに話しても相手にされません。そのような「競争を勝ち残った経験がある」という成功体験がプラスの評価になるということです。

 

2、コンプライアンスや規則をしっかり守るイメージがある

「1円でも合わないと帰れないって本当?」とかよく聞かれませんか?僕は起業したての時に他業種の方によく聞かれていました。

この質問って「1円って細かい数字まできっちり管理するって凄いね!(半分くらいはメンドイことやってんだね。みたいなニュアンスですが。笑)」という風に解釈していて、それだけルールをしっかり守るイメージを持たれています。

遅刻しない、ホウレンソウを怠らないなど社会人の常識でしょ?みたいなことも若い企業だと徹底できておらず、そのような至らない点を銀行での経験を通して改善して欲しいというニーズもあります。

採用する側からすると、このようにキッチリしているイメージがあると「仕事も納期通りやってくれそう」「信用できそう」と評価が高くなりやすいです。

 

3、ストレス耐性が強いイメージがある

どの業界でもストレスはありますが、上記のような「細かい仕事が多そう」「社内派閥が大変そう」「残業が多そう」など銀行はストレスの多い業界だと思われやすいです。(半分くらいドラマ半沢直樹の影響だと思いますが・・・。)

採用活動にもコストが掛かるわけですから、能力が高い人なら長く働いて欲しい思うのは当然です。少し嫌なことがあったくらいでは辞めないって大切な要素ですからね。このようなイメージは以上に大切です。

 

銀行内で身につけられる能力やスキルは銀行内でしか使えない?

以上3つの強みを説明しましたが、実は全てイメージや印象の話であなた個人の強みとしては語ることは出来ません。僕自信が自分で起業してみて実感したことは、銀行内で身につけられる能力やスキルは銀行内でしか使えないことが多いので他業種で応用されることが難しいということです。

もし転職を少しでも考えているのであれば、出来るだけ若い時に転職したほうが絶対に良いです。上にも書いていますが「長く勤めても得られるスキルが少ない」というのはかなり致命的です。

長く勤めれば勤めるほど銀行内でしか活躍できない人材に近づくわけですからね。しかし若い内であればスキルがなくても上記のような理由から将来性を見込まれ採用されることも多々ありますので。

 

フィンテックで時代は確実に変わった

ここ数年でフィンテック関連のベンチャー企業がかなり増えてきました。それに伴い「生涯安定」「給料は右肩上がり」という期待は崩れかけています。メガバンクが数万人規模のリストラ発表したのは、これらの兆候です。

恐らくこの記事を読んでいるあなたも将来に対して危機感を感じているのではないでしょうか?(逆にこの情勢で「銀行に勤めていれば一生安心!」と思っている人はちょっとやばいと思いますが・・・。)

 

あなたが今やるべきこと

自分の好きなこと、興味があることって何かを考えよう

銀行員に人気がある転職先などは調べれば情報が出てきますが、「給与が良い」や「安定している」という理由で選んぶことは辞めたほうが良いです。理由は簡単で同じような理由で選んだ銀行を今やめたいと考えているわけですから、同じような転職を繰り返す可能性が高いです。

そのような理由より、「自分は何が好きなのか?」「どういうことに興味があるのか?」という視点から仕事を探してみてはいかがでしょうか?銀行に入行できる人はエリートです。小さいことからテストの点が良く、真面目でコツコツ努力してきた人が多いでしょう。

しかし、そのような方は物事を「損か得か?」で選んでしまう傾向にあるため自分の気持ちは二の次になりがちです。もちろん給料や社会的ステータスが大切じゃないと言ってるわけじゃありません。しかしスキルアップをしていくには、やはりその仕事が好きか、または好きになれそうかというのは大切な視点です。

 

まとめ

いろいろと話しましたが、やはり銀行員の転職市場での価値は高いです。出来るだけ良い条件で転職するために、まずは他業種、他業界のことを調べてみましょう。身近な人に話を聞いたり、本を読んだりしても何でも良いです。少しでもあなたの転職がうまくいくことを願っています。

 

 

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