HushTugの今後の事業展開【2020年に海外出店します】

こんにちは、戸田たかひさ(@HushTug_toda)です。

モンゴルで立ち上げたD2CレザーブランドHusuTug(ハッシュタグ)の代表をしています。

この記事ではHushTugの今後の事業展開の予定についてお話していきます。

☑本記事の内容

1、2019年末までに月商500万円
2、都内で路面店の出店
3、海外展開(モンゴル・カンボジア)

2019年末までに月商500万円

短期的な目標として2019年末までに月商500万円の達成を掲げており、これを達成できたら店舗展開に進出します。

2019年3月末にオープンしたECサイトですが、7月現在、月商100万円を超えるところまで成長してきました。

4月の売上が約6万円だったので、そこからかなり良いペースで売上が伸びたと思います。

ただし、今の工房の生産数だとすでにキャパオーバーになっており、工房の移転を8月に行います。

次の工房は約230㎡くらいあり、新人の職人の採用と教育と同時に進めつつ、生産ラインを拡大していきます。

僕たちがやりたいことは『モンゴルに新しい産業を創る』ことなので、売上UPだけでなく現地の雇用創出と技術向上にも力を入れていきます。

将来は1000㎡くらい拡大できそう

余談ですが、次の工房は1階なのですが、地下と2階も将来的に借りられそうで、合計すると1000㎡ちかくまで拡大できます。

恐らく150人前後はこの工房だけで雇えそうなので、早くこのステージまでいきたいですね。

目標は1,000人の雇用創出なので、それまでやり切ります。

課題は商品数の増加

HushTugのメインの商品ラインナップは、

・トートバッグ 1種類3色展開
・ビジネスバッグ 1種類3色展開
・レザーリュック 2種類1色展開

上記のようにかなり少ないです。

これは売上規模が小さいときは商品数を絞ることで品質アップと生産効率を上げることにフォーカスして、あえて少なくしました。

また、ブランド力が無い時に財布や名刺入れなどの小物系に手を出しても、他のブランドからの切り替えのハードルが高く、

それならバッグなどの複数持つものからシェアを取ろうという戦略で製品をリリースしていきました。

ただし、これから売上拡大とLTV増加狙うには小物系もリリースしていかないと厳しくなります。

そのため工房の移転に伴い生産力が格段に上がるので、サンプル専属のチームを作り、財布などの小物系にも力を入れていきます。

僕たちの強みは製造と販売が全て一貫しているので、顧客ニーズを拾い上げ、それをスピーディーに商品開発へ反映できるところです。

この強みを活かしながらお客様に喜ばれる製品を作っていきます。

都内で路面店の出店

月商500万円を超えることが出来たら、次は路面店を出店します。

路面店といっても、在庫やレジの無いショールーム型のお店で、あくまで店舗は商品を確認したり、僕たちのブランドについて深く理解してもらう場所づくりにしていきます。

オンラインだけよりオフラインのお店があったほうが安心して購入できるお客様のたくさんいらっしゃるし、何より顧客理解を深めたり、ブランドロイヤリティを高めるにはお店が最も効率的だと思っています。

都内での出店場所はまだ考えていませんが、1店舗出してみて採算が合うための店舗運営ノウハウを構築できたら、都内に複数店舗出店します。

ランチェスター戦略のように初期段階は都内にリソースを集中させてシェア向上とブランド力向上を狙います。

海外展開(モンゴル編)

モンゴルはお土産市場+観光スポット狙い

モンゴルの首都ウランバートルには観光スポットが少なく、お土産も正直微妙なものが多いです。

これは実際に僕が2年以上モンゴルに関わってきて実感してるので、わりと取れる市場だと思っています。

モンゴルに路面店を出店して、職人が在中してるアトリエを併設します。

そこでモンゴルレザーを使って自分オリジナルなレザー製品を作ってもらえるような、レザークラフト教室をやろうと思っています。

自分で作ったものなので長く大切に使ってもらえるし、それを見る度にモンゴルでの体験を思い出してくれると、HushTugの記憶も恐らく一緒に蘇ると思うので、長期的なブランド力向上に繋がります。

集客経路は主にSEOで、

・ウランバートル ランチ
・ウランバートル 観光
・ウランバートル お土産

などのキーワードで上位表示を狙っていきます。

このあたりは僕たちの得意領域なので、多分難しくなく実現できます。

「ウランバートル旅行ならHushTugの工房がおすすめ」と言われるように頑張ります。

海外展開(カンボジア編)

モンゴルは製造拠点なので理解できるとかと思いますが、カンボジアについては「なぜ?」とよく聞かれるので、自分なりに戦略を書いておきます。

東南アジア進出の足掛けにしたい

日本やモンゴルに比べると、まだまだ戦術ベースでは固まっていませんが、戦略ベースの話をするならカンボジアを起点に東南アジアに進出しようと思っています。

カンボジアで後輩の起業家が不動産業をやっており、かなりカンボジアに精通しているため、物件取得や内装関係、ビザ、コネなどは問題なく揃っており、あとはプロダクトがマーケットに刺さるかというところです。

今年の6月に実際にカンボジアに視察に行きましたが、売れているレザーブランドは「Pedro」というシンガポール発の合皮ブランドでした。

価格帯は2万円前後、シンプルなデザイン展開だったので、品質的にもHushTugでも十分通用するのでは?と思い進出を決めました。

かなり手探り状態でマーケットへの理解もほとんど無いので、出店タイミングは完全に未定ですが、カンボジアでNo1を取れたら隣国であるタイなどに進出していきます。

このあたりはまだまだ夢物語なので僕もリアリティがありませんが、HushTugは世界で勝負するブランドにするので、東南アジア攻略は世界展開の大きな1歩になると確信しています。

余談ですが「ロシアに出店しないか?」というお誘いを受けていますが、ロシアは行ったこともないし、人脈も皆無なので現段階では無謀と判断しました。

ただし中国・韓国やロシア・カザフスタンなどもモンゴルの近隣諸国なので、いずれは勝負してみたいとは考えています。

まとめ

資金の関係や売上の伸び方で進め方は変わってくるかもですが、周りが攻めないところへリスクをとって積極的に進出して必ずグローバルブランドに成長させます。

具体的な進め方は全く見えていませんが、志高く、HushTugらしく挑戦を続けていきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です